kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

吹奏楽ゼミナール2023③

 吹奏楽ゼミナール最終日です。朝、ホテルをチェックアウトして会場に向かうところでクレジットカードの会社から電話がありました。ブラジルからの不正利用の痕跡があるとのことで止めることを勧められました。確かに迷惑メールにブラジルからのメールが届くようになっていたのです。

 さて、最終日は秋山先生の特別講座です。「ギャルド」の演奏を鑑賞して歴史を学びました。オーケストラのような美しさを放ち、当時の日本に良い意味でのショックを与えたのが「ギャルド」です。特に木管楽器はオルガンのようでした。音の洪水(爆音)と言われがちな現代の吹奏楽においても1つの目指すべき姿と言えるかもしれません。その後は選択講座でしたが、引き続き秋山先生の講座を受講。昨日の補足のような形で「ウォームアップ」を確認しました。楽器ごとの「ウォームアップ」がしっかりできていれば正しい奏法につながっていき音がブレンドするし、チューニングも自然と合うようになってくる。12月は基礎練習をしっかりとできなかった反省があるので1月の練習から中学生と一緒に丁寧にやっていきたいと思います。そんなこんなで午前中のゼミナールが終了。閉講式を迎えました。

 午後は、吹奏楽指導者認定試験。訳あって「指揮」だけの受験です(本来、こういう受け方はよろしくないと思われます…)。5年ぶりに受験しましたが、指揮で取り上げられた曲は5年前と同じで第2組曲でした。3分程度の実技試験ですが、演奏する楽章をしっかりと伝えずに指揮を始めてしてしまったので演奏が始められませんでした。これは自分でも0点をつけたいです。分かっているだろうではダメなのです。強制終了をくらってもよかったのですが、仕切り直して演奏しました。始まってしまえば曲は流れます。やらかしたことも経験です。今後の活動への糧としていきたいと思います。

 過去に認定試験を受けたときには名古屋で財布を無くしました。今年はクレジットカード不正利用の連絡がきました。偶然の一致ですが、認定試験を受けると金銭トラブルが共起しています。そちらも気を付けて生きていきたいところです。