kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

12月も3分の1が終わり

 ここのシステムの関係で「1年前にはこんな記事を投稿しました」という表示がされることがあります。全部を見返しているわけではありませんが、12月はやっぱり忙しそうです。

 

 定期演奏会まで1週間ほどとなりました。昨日も演奏会に向けて平日にあまりできない分、いっぱい合奏をしました。第3部では色々な立場の方が来られるので一緒に練習をしています。今日、一緒に練習した人の中には私が着任したころの卒業生がいました。5年ほど前に吹奏楽部が色々大変だった頃の生徒です。すっかり変わった今のバンドの姿やサウンドにびっくりしていました。

 今は今で違う大変さがありますが、環境的にはある程度整備されて恵まれていると思います。だからこそ、それが当たり前ではないということ、今ある環境に感謝する気持ちを持って活動することの大切さを知ってほしいですね。吹奏楽部顧問経験者からは「良くこの短期間でバンドを成長させましたね」と有難い言葉を受けることもありますが、それは変革に適応してくれた生徒や惜しみないサポートをしてくれた保護者の方々がいるからなのです。応援への感謝は演奏で返す。これも私のモットーの1つなので1週間後の定期演奏会に全力をかけていきたいと思います。

 

 さて、吹奏楽界の話題をいくつか・・・。

 昨日、開催された「マーチングバンド全国大会(M協の方の大会)」で綾北Mercury Windsが金賞を受賞し、編成別の最優秀賞に輝きました。大編成における日本一ということになります。中学校の部活動という範囲ではないもののトップに君臨し続けるすごさは健在です。

 

 私も大好きな京都橘高校吹奏楽部が10月に引き続き「台湾」に遠征しています。吹奏楽部で世界平和に貢献していることが素晴らしい。今後の現地での演奏が楽しみです。


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京都橘高吹奏楽部、台湾公演チケットが10分で完売「再び会えるの楽しみ」 - フォーカス台湾 (focustaiwan.tw)

 

 最後に出版社ハル・レオナードについてです。世界最大手の音楽出版社とも言えます。社名が消えるわけではないのですが、12月4日付でMuse Groupの傘下になることが発表されています。きっと全国各地の吹奏楽部にとってお世話になったことのある出版社でしょう。楽譜の紙からデータへの移行が進むことも今後予想されます。