kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

2023年の課題曲決定

 全日本吹奏楽連盟から来年度(2023年度)の全日本吹奏楽コンクールの課題曲が発表されました。朝日作曲賞1位を17歳が受賞したことは先日、吹奏楽界を騒がせたニュースでしたが、他の課題曲も一気に楽しみになってきました。

お知らせ (ajba.or.jp)

 

 課題曲の順番は未定とのことですが、以下の4曲です。課題曲Ⅴは、今年度で終了なので、来年度からは全4曲となります。なお、楽譜・CD・DVDは、2023年1月下旬販売予定とのことで今から待ち遠しいですね。

 

行進曲「煌めきの朝」    牧野圭吾 (第32回朝日作曲賞
マーチ「ペガサスの夢」    水口 透
ポロネーズとアリア ~吹奏楽のために~    宮下秀樹 
レトロ    天野正道 (委嘱作品)

 

 なんと委嘱作品の作曲家が「天野正道」先生。私が、1番好きな作曲家です。さらには、ジュニア向けのアレンジ等や金管アンサンブルでお馴染みの水口先生、2020(2021)年度課題曲Ⅳの吹奏楽のための「エール・マーチ」の作曲者の宮下先生の作品が課題曲のラインナップにあがっています。「4曲とも演奏したい」と思ってしまいます。

 それにしても、この時代に現役の吹奏楽部員でいれる中高生が羨ましい。今年度のジェネシス(鈴木英史先生)、来年度の「レトロ」(天野正道先生)と両曲に続けて取り組む生徒さんも全国には一定数いると思います。指揮者としてこの時代に生きていることも嬉しいですけどね。楽しみなニュースでした。