kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

教職は未来を創る仕事

 7月上旬の日曜日と言えば、教員採用試験の一次試験の日です。私が受けたのは大学4年生の時なので結構、前のことになってしまいます。一般の方にはあまり知られていませんが、大学4年生で教員採用試験に合格する人はあまり多くありません。非常勤講師や臨時的任用職員として働きながら夏に採用試験を何度も受けるというパターンが多いのが現状です。生徒や保護者から見ればもちろん「先生」なので差はないのですが、働きながら勉強をするというのは大変なことだと思います。私の場合は、当時学生だったからこそ勉強に打ち込めたのだと思います。働きながら試験を受けるというスタイルだったら、なかなか合格できなかったかもしれません。

 昨今、教育現場のブラックな体質がメディアで報道されるようになり、教職を目指す人が少なくなってしまっています。教育学部に入った大学生が採用試験を受けないというパターンも出てきているようです。自治体によっては採用試験の倍率がかなり落ち込んでしまっており、将来的な教員の不足や質の低下が懸念されてるとのことです。

 確かに簡単な仕事ではないし、長時間労働ありきな部分もあるし、世間からの視線も厳しいものがあります。でも子ども成長に寄り添える素敵な仕事だし、教育は未来を創る仕事だからこの先も社会的ニーズは揺るがないと思っています。ぜひ、採用試験を受けている方が実力を発揮して、見事に教職に就いて日本の未来のために一緒に働ける日がくることを願います。

 

 手前味噌ですが、協同出版から発行されている「教職課程2013年9月号」に、KMDが載っています。4ページにわたって大学時代にどのように勉強したのかが、書いてあります。編集長直々に中学校に来てくださり、そこで話した内容が「そのまま」文章化されています。とても偉そうに生意気なことが書いてあり、部分的に訂正したいくらいですが教職を目指す方の一助になればと思います。

 なんとアマゾンから中古品が「1円」から販売されています。送料込みで400円弱・・・。

 

教職課程 2013年 09月号 [雑誌]

教職課程 2013年 09月号 [雑誌]

  • 発売日: 2013/07/22
  • メディア: 雑誌