kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

付録がほしくて

 身近なところで季節性胃腸炎。新型コロナだったら定演や全国大会にも影響がと思っていたので、ひと安心ではありますが・・・栄養補給と休息をいつも以上にとって免疫力向上に努めています。

 

 バンドジャーナルの付録が欲しくて久々に購入しました。

 月刊誌 Band Journal - 音楽之友社 (ongakunotomo.co.jp)

 

以下、引用です。

クヮドリュプレ(Quadruplé)天野正道/BJ委嘱作品[フルスコア]

 今年のバンドジャーナル委嘱作品は、天野正道さんによる小編成作品です! この作品は4つの部分から構成されており、「4」という意味を含んだタイトルが付けられました。編成は20人程度から演奏可能で、演奏時間は約6分30秒。4つの扉を開けてそれぞれの世界に吸い込まれていくような、ゾクゾクワクワクさせられる曲です。ぜひお楽しみに!

楽譜サンプル

クヮドリュプレ(バンドジャーナル2023年1月号付録)

 

 BJは、全国大会特集です。ジェネシス鈴木先生の記事もたくさんありましたし、部活動地域移行の話題も特集で組まれていました。読み応え抜群の雑誌です。

リード百愉会を鑑賞

 一期一会のコンサートといえる「リード百愉会」のコンサートに出かけました。一般団体の吹奏楽コンサートにお客さんとして出かけるというのは、めっきり減ってしまいかなり久々でした。フルートを吹いている姉が出演するというので、「家族枠」として応援に行きました。いつもなら「指揮者」「作曲者」「学校の先生」として演奏会に出かけることが多いのですが、いわゆる「一般のお客さん」で会場であるシリウスに向かいました。

リード百愉会 (google.com)

 

リード百愉会[アルフレッド・リード生誕百周年を愉しむ会](@alfredreed100)さん / Twitter

 

 とはいえ、着いて受付で検温、手指消毒し、プログラムを受け取った瞬間に「先生」と呼び止められてしまいました…。吹奏楽関係者に見つかると「いつもの仕事モードの顔」にならなければいけません(笑)。「今日は姉が出演しているので・・・」と伝えつつも知り合いが何名か演奏やスタッフとして参加されていました。ちょっと嬉しかったのは指導に行っている高校の卒業生が出演していて、私のことを覚えて声をかけてくださったことです。その子とマンツーマンレッスンをしたわけではなく合奏指導だったのですが吹奏楽の縁を感じました。

 演奏会の方は、オールリードプログラムなので聴く方も体力のいる演奏会でした。今回の演奏会のために集まったメンバーということで練習回数も限られていたそうですが大人の力を感じました。ド定番かもしれませんが「エル・カミーノ・レアル」や「春の猟犬」は私自身も演奏したことのある曲で懐かしく思えました。「アルメニアンダンス」もパート1とパート2をやはりつなげて聴くのも一興です。リードに詳しい先生のプログラムノートもとても勉強になるものでした。

 終演後は、指揮者の先生にもロビーでご挨拶をしました。高校時代の部長会でお世話になった先生だし、大学4年のときには山形県の私立高校に(先生のお宅に泊りがけで…)勉強しに行かせてもらった恩があります。教員になってから会ったことがほとんどありませんでしたが、近年の私の活動についても色々と情報を得ているそうで「指導者としても頭角を現している」とお言葉をいただきました。

 さぁ、1週間後は私が音楽監督を務めている中学校の定期演奏会です。さらに24日はポプコン全国大会。ラストスパートも頑張りたいと思います。

久々の浮上

 かなり更新が滞ってしまいました。三者面談に成績処理、休んでいる先生の代替業務など多忙だったのです。さすが「師走」というだけのことはある・・・。

 

ポプコン全国大会の提出書類、定期演奏会のプログラム作成なども進めました。

 

あとは体調管理ですね。

24日のチケットは、こちらから購入できます。

第7回全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会のチケット情報(2022/12/24(土)) - イープラス (eplus.jp)

後進の指導とは・・・

 昨日は吹奏楽の旅の3時間SPにサッカーW杯の日本初戦ということでテレビの前で過ごしたい気持ちはあったのですが、定期演奏会の曲がまだ書けていないので退勤後はパソコンに向かっています。 

 さて、中堅教員のための実践研究が今日でひと区切りでした。スーパーヴァイザーによると「これからは若手教員の育成」にも力を注がなくてはならないそうです。先輩には色々としてもらったのですが、後輩に何かしてあげられているかというと大したことはできていません。

 教員としてもそうなのですが、吹奏楽指導者としてもそうかもしれません。教え子は、たくさんいるのですが吹奏楽指導者として自分より若い人に何かを教えてあげるということはこの10年間であまりしてきませんでした。まだまだ第一線でやっていくつもりではありますが、これからは若い人と一緒に吹奏楽指導にあたっていきたいと考えています。そういう若い人との出会いがあったからこそ、そう思えるのですが…。

 私が尊敬するサックス奏者の本田雅人さんは、プレイヤーとして活躍されながら後進の指導もしっかりとされています。その姿にも感動。渡邉瑠菜さんという19歳のサックス奏者は本田雅人さんの弟子の1人です。19歳ながらプロ活動もされている方です。師匠と弟子のコラボもほれぼれします。

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あと1か月

 あと1か月で1年間の集大成となる定期演奏会です。ただ、今は1年間の中でも最も最終下校時刻が早いため、今日も放課後の練習時間は実質40分程度・・・。明日は15分取れれば良いほうという厳しい状況です。

 仕事も忙しい時期ではありますが、こういう時期こそ音楽に触れていく必要があると思っています。プライベートで聴く音楽は、吹奏楽を除くとサックスが多いのですが、たまにはチューバを・・・と思いまして。

 プロの4重奏。音域の広さに圧倒されます。生半可なスピーカーでは良さが分からないかもしれません。それなりのイヤホンでじっくり低音を味わうことを勧めます。アルヴァマー序曲の後半の木管のフィンガリングをTubaでやっている姿にも感動です。

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まもなくポケモン最新作発売ということで!

 第8波の到来・・・。来月に定期演奏会や全国大会を控えている吹奏楽部にとっては若干の不安材料ですが、自分たちができる感染対策をしながら練習をして備えていきたいところです。

 

 さて、ポケモン最新作のリリースまであと少し。アルヴァマー序曲が以前の宣伝ムービーで使用されたこともあり、本編に使われるわけではないのにその影響で私も予約しています。

 7月にすでに出されている情報ですが、メインテーマも吹奏楽譜が無料で公開されています。管楽器が大活躍です。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の「メインテーマ」の楽譜を配布!|ポケットモンスターオフィシャルサイト (pokemon.co.jp)

この楽譜を演奏しようというイベントも開催されています。

1月13日までサイトエントリー受付になっています。

集え!ポケモン吹奏楽部キャンペーン! (pokemon.co.jp)

ジェネシスの表現

第13回は、「ピンチを乗り越えろ!」と題して、

◆活動資金のピンチ!

◆頼りすぎてミス?

◆楽器運搬車が来ない!? など! ぜひお楽しみください!

▼パーソナリティ 元陸上自衛隊中央音楽隊隊長 武田晃 日本吹奏楽指導者協会副会長 井上学

▼撮影スタジオ beatnik SOCIAL MUSIC SCHOOL

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 伊藤康英先生の「ジェネシス分析」の最終回です。

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 これまでフレーズや和声分析の解説動画をあげてこられました。今回は、実際に演奏してみて・・・という視点で1時間ほど語られます。伊藤先生が、大学の部の全国大会で指揮者としてジェネシスを演奏されたのは記憶に新しいところです。

 この全国大会は、自由曲においてもコンクールという枠を超えて平和を願う音楽の響きが会場に溢れていました。伊藤先生自身もTwitterで次のように発言されています。

神奈川大「ピース、ピースと鳥たちは歌う」(2001年21世紀最初に書いた曲が原曲)、創価大パイオニア「コラール前奏曲『おお、人よ、汝の罪の大いなるを嘆け』による幻想曲」(2001年9月11日のテロを受けて書いた曲が原曲)がコンクールで並んだのは、偶然ではなく必然のような気が。極めて意義深い。

 曲の組み合わせは洗足グリーン前期プログラムでもやった。 20世紀は戦争ばかりだったなあと気づき、21世紀初めに平和を願ってカザルスの「鳥の歌」をベースに書いた曲。 その半年あまりののち、平和への思いが儚く崩れ去って書いた曲。 この2曲がコンクールの場で偶然にも並ぶ。 やはり意義深い。

 まだじっくりすべてを視聴できていませんが、定期演奏会ジェネシスを取り上げるのでそれまでには勉強したいと思います。

日本橋オペラ2022オペラ・ガラ・コンサート のお知らせ

 今日の天体ショー(皆既月食と惑星食)は442年ぶりで次は322年後だそうです。ロマンがある…。月や星は、たくさんのインスピレーションを人類に与えます。前任校では、たまに理科の先生からのお誘いで天体観測会を開いていました。その時にも感じたことですが、天体の織りなす神秘の世界は素晴らしく、これらにまつわるたくさんの曲がこの世に存在するのも頷けます。先人の作曲家たちも空を観て色々思ったのでしょう。

 

 さて、私の指揮の師匠のコンサートのお知らせをしたいと思います。というのも師匠から直々にお誘いのメールが来まして・・・。

 

日本橋オペラ2022オペラ・ガラ・コンサート

(ジャッポニスム三部作~アイーダ凱旋の場)
2022/12/3(土) 開場13:30 開演14:00 
《主催者》日本橋オペラ研究会 

《入場料》5,000円(全席自由席)

《チケット》イープラス
《お問合せ》株式会社マエストロ
TEL:045-349-6540
携帯:090-2441-5671
FAX:045-349-6541
mail:maestro@music-tel.com

詳細はこちらから。
日本橋オペラ (music-tel.com)

チケットはこちらから。

日本橋オペラ2022オペラ・ガラ・コンサートのチケット情報 - イープラス (eplus.jp)

 

 日本橋オペラが取り上げてきたジャポニズムの「いいとこどり」と新編曲の「アイーダ」という贅沢なガラコンサートです。12月の土曜日ということで定期演奏会や全国大会前の大事な練習時期であり、伺うことが叶いません・・・。「アイーダ」は音楽の授業でも取り上げられるオペラであり、まさに明日から始まる期末テストの試験範囲(私は音楽科ではありませんが・・・)。今回は、金管5重奏を主体としたマエストロによる新アレンジ。小編成に直して、自分自身で指揮を振るというこのスタイルは、さすがマエストロ。畑は違えど、やっていることが弟子である私と同じ(笑)。しかも、今回の金管アンサンブルメンバーのTuba奏者は、私も大好きな「たむTuba」です。

 12月の全国大会が終わって、年末の吹奏楽ゼミナールが終わって年が明けたら、マエストロのお宅に伺いと思います。そして、5月のアイーダ全曲公演は絶対に行きたいと思います。素敵な師匠に恵まれて私は幸せです。