kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

総合文化祭2023

 今日は中学校の文化部にとっては大きなイベントである総合文化祭が開催されました。本校吹奏楽部も第1部に出演しました。夏休み中であること、文化部が多く集まること、市のお祭りと同日開催であることから客席もかなりの数が埋まっていたように感じました。数年前にはありえなかった光景です。

 出演人数順だったので本校吹奏楽部はトリでの演奏でした。着任から5年目にして初めての1番最後です。前任校が小規模校だったので私自身もこの出演順は初でした。今日は以下の3曲を演奏しました。

 

 ソング・オブ・スピリット

 TWILIGHT IN UPPER WEST

 ジャンボリミッキー!

 

 基礎合奏で使っている八木澤コラールからスタート。ポップス全力傾倒と思われがちですが、美しく重厚なサウンドには憧れています。2曲もたっぷりとBalladeを…。特にアルトサックスは、ほぼ丸1曲ソロです。3年生エースが頑張りました。ホールだけでなく天国にも響いてほしいという想いで演奏しました。3曲目はダンサー付きでノリノリのナンバーを。ダンサーの衣装(ミニスカート)は、このご時世どうしても賛否両論あると思いますが、色々な方に相談したうえで生徒の主体性や個性を尊重する形で採用しました。今日はジャンボリミッキー祭りで顧問の間では課題曲と呼んでいます。4校中、3校が演奏したわけですからね…。実は午前中の音出し時間にせっかくだからということで客席に散らばっている吹奏楽部員でゲリラ的な合同演奏をしました。こういう日日常体験が夏の思い出にもなっていきます。

 

 編成の大きさというものもありますが、今日1番の拍手をいただけたのではないかと思っています。演奏後に普段、吹奏楽を聴かない方からも「素晴らしい」「また聴きたいと思った」という声をいただくことができました。吹奏楽コンクールから1ヶ月ほどが経ったわけですが、この間に大きく成長した生徒もいます。今日の大きな拍手は生徒の努力を讃えるものだったといえます。コンサートがあって、それに向かって限られた時間でも成長する中学生のすごさ…。大人になると1ヶ月で成長するのは難しくて…。帰宅後は今日の動画編集にあたっているわけですが、自分の指揮を見て無駄な動きの多さや指示の不鮮明さを反省しています(花火の音を聴きながら…)。

 

 とにもかくにも個人としても楽しめたコンサートでした。ポップスを交えたコンサートの経験を積むことが、ポピュラーステージ吹奏楽コンクールへのステップにもなっていくと思います。無事に音源審査が通ればの話ですけど・・・。

 9月は中旬にポプコン音源審査の結果が出ます。下旬に本番が1つあります。引き続きよろしくお願いいたします。