kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

県大会2023 高A

 今日は、朝から高校A部門の県大会に行きました。神奈川県民ホールも思い出の会場です。初めて足を運んだのは今はなき秋季選抜吹奏楽大会のときです。一生、忘れない中1の秋です。なぜなら課題曲でピアノを弾いたからです(恐ろしい・・・)。その次に県民ホールのステージに立ったのは、高3の県大会。うちの高校がB部門とA部門の両方に出てた年です。今日、ふと打楽器を搬入している高校生を見ていたら忘れていた当時の記憶が蘇りました。当時、先に演奏を終えた他校の部長から「場外係の役員の先生が怖いから気をつけてね」と言われました。とりとめもない県大会のバックヤードのワンシーンが何故、蘇ったのか。ちなみに他校の部長というのは、今年合同練習をした中学校の顧問です(笑)。
 今日の県大会は前半、後半で入替制になっています。私は前半のプログラムを鑑賞しました。前半のブロックだけでも高1、高2、高3の代の教え子がそれぞれ出演しています。こっそり来ているから、まさか中学時代の顧問が客席にいるとは思ってもないことでしょう。中学で吹奏楽を始めた生徒がこうやってレベルの高い水準の環境で吹奏楽を続けているのは、それだけで素晴らしいことです。

 前半を聴いていてもちろん素晴らしいバンドばかりなのですが、相模女子大学高等部の演奏が良かったですね。定期演奏会の際に比べると音が太くなっていて響きの層が客席のほうまで立体的に包む感じがしました。B部門からA部門に移って今年は、同バンドの歴史の中でも挑戦の年だったと推察します。その決意が伝わる魂の演奏でした。指揮者の演奏後の指揮棒を下す姿、礼をする姿からもコンクールに懸ける決意とエネルギーが伝わりました。演奏だけでなく、吹奏楽に真摯に取り組む姿勢そのものを見習いたいと思いました。

 

たったいま、結果が発表されました。

神奈川県吹奏楽連盟 (kanasuiren.com)