kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

2020.3.11

 3.11ということで未曾有の大災害である東日本大震災から9年が経ちました。行方不明者の数もいまだ多いですし、原発事故の影響はまだまだ続きます。被災地の復興を改めて祈るばかりです。

 私も参加させていただいている取り組みがあります。音楽への支援の輪が広がると嬉しいです。

音楽の喜びが生きる力を育む。
東北発、挑戦し続ける小さな音楽家たちを応援してください

【相馬子どもオーケストラ&コーラス】

https://donation.yahoo.co.jp/detail/5077001


また、吹奏楽による復興ということで前任校で福田先生作曲の「キボウノカゼ」を数年前に演奏しました。こちらの演奏は、フォスターミュージックのYouTubeチャンネルより視聴ができます。

 


「キボウノカゼ」綾瀬市立春日台中学校吹奏楽部



 
2020年の3月は異例ともいえるコロナウイルスの感染拡大防止措置がとられています。99%の学校が休校となっています。そんな中ではありめすが、縮小版で卒業式が挙行されました。校舎に生徒の気配があり、声が響いてこそ学校ですね。吹奏楽部の3年生からは寄せ書きをいただきました。顧問が変わり生徒も大変な思いの中で活動してきたことと思います。異動により顧問が変わると最上級生の3年生と新顧問がぶつかる話をよく聞きます。本校は、ありがたいことにそういったことは一切ありませんでした。変化を前向きに捉えられる適応力を持った生徒でした。新生活が始まる4月以降がどうなるかは見通しが立ちませんが、素敵な大人になってほしいと思います。
 一方で前任校の生徒には、直接卒業のお祝いを伝えることができません。部活動で関わりのあった生徒は、吹奏楽さえ続けていればどこかで会えるでしょう。国語科として関わりがあった生徒とは、なかなか接点がないかもしれませんが何かの拍子に再会したら、またお話しできればと思います。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんの前途に幸多かれと祈念しております。