kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

わかりやすい

 呼吸法のことは管楽器奏者にとって基本中の基本でありながら永遠の課題の1つでもあります。私自身が、ここ5年間くらいの吹奏楽指導でこだわっている部分が呼吸法です。管楽器であればフルートからチューバまで通じるものであり、ちょっとしたコツを掴むことで演奏がすぐに良くなるのをこれまで何回も見てきました。つい先日も大学生で実証済みです。

 なかなかブレストレーニングは見えにくいので難しさもあるのですが、フリーサックス奏者の荒川マナさんの解説動画が、とても分かりやすい内容になっています。

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 ひと昔前は、腹式呼吸が絶対という世の中でしたが、演奏のシチュエーション次第では肺の上部、下部、全部を使い分けていくのがベストだと私は考えています。上部(胸式)は良くないという風潮が根強いのですが、クイックブレスには大変有効ですし、アンブシュアを崩さなくて済むメリットもあります。

 詳しく勉強されたい方は、肩甲骨との関係性や外肋間筋もぜひ調べてみてください。