2022年の新作第1弾です。(アレンジものですが・・・)
聖者の行進~5つの音を重ねて~
トラディショナル
鎌田拓也 編曲
限定公開にしながらブログに一般公開するという自称「準一般公開」です。解説字幕(「つぶやき」のほうがあっているか…)もつけています。曲の内容については動画を視聴して字幕解説を参考にしてください。
実は「聖者の行進」を小編成吹奏楽にアレンジする構想は、10年前くらいからありました・・・。これだけ自分の中で温めていた作品はありません。なかなか形にできない日々が続きましたが、ようやく1つのカタチになりました。今回の綾瀬市中学校吹奏楽団からの依頼条件にマッチングするのは「聖者の行進」という名曲の力を借りるしかないと思っていました。満足のいく出来栄えではないけれど、長い間自分の身体の中にあった音楽が放出できたことは喜びです。これを音にして、合奏して音楽を創っていってある程度、形になるときにはきっと色々な想いがこみ上げてくることと思います。
令和の現在において綾瀬市の中学校吹奏楽部はコロナ禍の制限を受けながらも精力的に活動しています。それは顧問の先生方の尽力と部員の努力、保護者のサポートが織りなす絶妙なハーモニーとも言えます。
城山中は吹奏楽コンクールにおいて素晴らしい成果をあげており県内でもトップバンドの一翼を担っているし、北の台中や春日台中は超小編成バンドでありながら奏者一人ひとりが責任感を持って緻密なアンサンブルを作り出しています。吹奏楽部ではありませんが、綾北中のマーチングバンド部はM協の大会において全国トップレベルの演技をするバンドです。綾瀬中は(…どんなカラーなのか…)強いて言えばポップスはこだわりをもっているバンドですかね。「聖者の行進」は5校で演奏する予定の曲です。5校の合同バンドは何年ぶりになるのでしょうか?!
コロナの猛威によっては「聖者の行進」もお蔵入りになってしまうかもしれません。今はそうならないことを願うのみです。