kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

肌寒い3月

 3月ですが、冬に逆戻りな今週です。

 普段、国語科が言うまでもなく本業なのですが、たまに音楽科として役割であったり、決定権が欲しいと感じたりすることがあります。今日もそんな1日でした。あくまで私のポジションは、音楽にちょっと詳しい国語の先生…。中途半端に音楽のことが分かっているからこそ、もどかしく感じたり自分だったらこうしたいと思ったりする場面に出くわします。音大を出た方からも就職の相談を持ち掛けられることもありました。とはいえ、今から音楽科になるつもりはありませんが、そのぶんうまく連携して職責を全うしていかなければなりません。

 週も後半に差し掛かりますが、なんと今度の土日は珍しくTubaを吹きます。さすが演奏会シーズン。土曜日は高校での練習、日曜日は中学校の本番です。2月の合同練習で急にアンサンブルをしようと言い始めた顧問がいて、顧問たちで即興アンサンブルを演奏しましたが、それ以来ですね。あのときは楽器すら用意していなかったので中学校に眠っているピストンが動かないTubaを引っ張りだしてきました。マウスピースも黒く変色し、歪んだ大昔のYAMAHAの付属品。よくあれで吹いたもんだ。今度の土日は、もちろん自前の楽器です。やっと特注で作ったマウスピースのお披露目演奏になります。全く普段は楽器を吹きませんが、リハビリから頑張りたいとは思っています。

 

3月から朝読書で読んでいるのは、この本です。

 ひとりで学べる「作曲法入門」(伊藤康英 著) – ロケットミュージック株式会社 (gakufu.co.jp)

 

 まさに良書。15週のステップに分かれているのは大学のカリキュラムを想定してのことです。本当はピアノを弾きながら楽しく学ぶ本です。朝読書は教室ですからピアノはありません。頭の中でピアノの音を鳴らすようにしています。これがかえっていいトレーニングになっています。この本をしっかり読み終えたらきっと私も次のステージにいけるような気がします。

 もし、音楽大学に進学することがあったら洗足学園音楽大学に行きたいです。それは伊藤先生という素晴らしい専門家がいるからです。作曲を学ぶという側面だけでなく、楽曲を読み込むという面でいろいろ教わってみたいものです。