kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

日本橋オペラ 貞奴姫 ネット鑑賞

 都内でも10cmの積雪となりました。これだけ1月に降るのは4年ぶりとのこと。雪が降っても滅多に積もらない神奈川の南部も薄っすら積もっています。明日は車で出勤できないかもしれませんね。今の時点で首都高速道路などでも事故が発生し、ものすごい渋滞が発生しています。

 新型コロナウイルスのほうは一気に広がりを見せています。2週間前の年末年始の状況が今になって表れていると思うと日に日に感染者数が右肩上がりの状況は続くと思われます。沖縄では分散登校や部活動の停止など教育界にも影響が大きく出ています。東京都に隣接する神奈川も時間の問題かもしれません…。心配です。

 

 心配されることとしては文化芸術がまた制限されるかもしれないということです。生演奏が1番ではありますが、家にいる時間が増えてくる中では各種ネット動画も活用の価値があります。この2年でかなり普及しているので、それらとも上手に付き合うことが心を耕すことにもつながります。

  先月、12月10日(金)に開催された日本橋オペラの歌劇「貞奴姫」の模様をYoutubeで視聴することができます。単なる舞台の撮影だけでなく、関連する画像の挿入や字幕なども入っており舞台よりも分かりやすくなっているのが特徴です。

 日本で最初の女優である貞奴にスポットを当てた舞台。椿姫との一種のクロスオーバーともいえる面白い構成も特徴です。渋沢栄一がクローズアップされたこともあるので、そういった視点からも楽しめる舞台です。案内役が落語家なのもいいですね。オペラ初心者にも嬉しい企画です。

 

youtu.be

 とても勉強になるプログラムは、こちらからダウンロードして閲覧することもできます。映像だけでなく、文献の無料公開するあたりも素晴らしいことです。

B5_1-16 (music-tel.com) 

 

 平日、開催だったこともあり進路事務に追われていた私は現地での鑑賞が叶いませんでした。このオペラを構成し、指揮をとられたマエストロから先日、直接いろいろな話を伺うことができたので、ブログでも紹介しようと思い立ちました。

 内容もさることながら、動画撮影や編集もなんとマエストロご本人がされています。国際的な指揮者コンクールで入賞された方が、自らビデオをとってPCで編集していると思うと親近感がわきます。音と映像を別撮りしてつなぎ合わせて、様々なエフェクトをかけて動画をネットに公開している。規模は違うのですが、私も同じような作業をコロナ禍でたくさんするようになりました。この一致には互いに笑いあったものです。

 次なるオペラに向けて編曲もなさっているとのことで楽しみでもあります。次は金管アンサンブルが登場とのことです。あの長い、トランペットといえば・・・もうお分かりですね。