kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

谷川俊太郎さん(92)死去 のニュースを受けて

 私が最も敬愛する詩人である谷川俊太郎さんが今月13日に老衰のため亡くなったというニュースが今朝、入ってきました。92歳の大往生ともいえる人生でした。多くの人が谷川俊太郎さんの作品に触れたことがあるはずなのです。

 

生きる、朝のリレー、未来へ など国語の教科書に載る名詩

スイミーやピーナッツの翻訳

鉄腕アトムの作詞 などなど


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 つい先月の中3の詩の授業の中でも谷川俊太郎さんを取り上げたばかりでした。学校のあちこちに谷川俊太郎さんの詩を掲示していることもあって、朝から多くの先生や生徒から谷川さんの訃報について話しかけられました。谷川ファンということが周囲にだいぶ認知されていたことに気が付きました。

 また、当ブログでも話題にあげていましたが、合唱祭のクラス合唱の自由曲で選んだ曲が「未来へ 混声合唱曲集《かなしみはあたらしい》」でした。詩を大事に言葉を届ける合唱を目指していた中で審査員を務めた先生から「谷川俊太郎さんの詩の世界を見事に表現していました」というコメントがありました。金賞という結果も嬉しかったのですが、音楽と詩の融合を生徒と一緒に体験できたことも嬉しかったです。今日の帰りのHRで今年、このタイミングで谷川俊太郎さんの詩をクラスで歌えたことが良かったと担任するクラスの生徒にも話しました。心の片隅にその詩を残してこれからの人生を歩んでほしいです。谷川さんの言葉が若者の心の中に生き続けて欲しいと願います。

 谷川俊太郎さんが亡くなったという事実は寂しいのですが、谷川さんが紡いできた言葉がこれからも残り続けていくことを考えると感謝の想いが勝っていきます。これからも一人の国語科の中学校教師として谷川さんの詩を大事に扱っていきたいと思います。

 言葉のインフラを問題視していた谷川さんができるだけ少ない言葉で詠んだ詩が収められている詩集が「虚空へ」です。私自身の愛読書の1つでもあり、中学校の朝読書でも読んでいます。おすすめの1冊です。

虚空へ

 こちらのサイトから「生きる」の朗読動画を視聴することができます。ご本人による朗読を聞きながらで谷川俊太郎さんを悼む夜にしたいと思います。改めて感謝の意を表するとともに故人の冥福をお祈り申し上げます。合掌・・・。

詩人の谷川俊太郎さん死去 92歳 【朗読の動画あり】「二十億光年の孤独」「生きる」など | NHK | 訃報

頭の中が一気にクリスマスになってしまいました。

 超過勤務が多いシーズンなので「今日は絶対に職場には行かない」と決めて家でできることをやっていました。積極的に休みを作らないと平和な年末が訪れないと思われます。実際、この時期に大きく体調を崩される教職員はいます…。

 今日は「クリスマスパーティー」という演奏会用の楽譜をアレンジしていました。今まで個別に作っていたクリスマスソングを再構成するような形なので比較的ペースも早く作業が進みました。演奏会まで1カ月を切っているのに楽譜が出来上がっていないというのは本校吹奏楽部のあるあるです・・・。もう少し秋を感じていたいのに頭の中がすっかりクリスマスになってしまいました。今日は季節外れの暖かさなのに明日から一気に冷えるそうです。寒い冬は嫌いなのでクリスマスだからといってあまりワクワクしません。

 

さて、今日は全日本マーチングコンテスト(高校生以上の部)です。

結果は大会結果の速報サイトで確認できます。

music.koumei.jp/ajba/i/2024131.htm

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 マーチングのことは詳しくないのですが、隊列はもちろんのこと吹奏楽連盟の方の大会ではサウンドもより厳しく審査されます。単なる迫力ではなく、動いてもサウンドが乱れないということが求められているのです。そんな中でいわゆる推しである高校がいくつか出場しています。

 

京都橘高等学校 金賞

聖ウルスラ学院英智高等学校 銀賞

 

おめでとうございます

 

 伊奈学園のように吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト、マーチングコンテストの3大コンクールで全国金賞をやってのける学校もあります。私たちの想像を絶するような練習をしていることでしょう。今年、話題になるのは京都両洋ではないでしょうか。少し前からあの藤重先生がご指導をされ始めた学校です。マーチングコンテスト全国大会は初出場にも関わらず、金賞を受賞。SNSによると「全国常連校の風格」「座奏での全国大会も間近」と言われるほどの圧巻のパフォーマンスだったそうです。

大阪桐蔭の「オペラ座の怪人」

 サムネイル画像にもあるように全日本吹奏楽コンクール金賞&管楽合奏コンテスト最優秀グランプリを受賞した大阪桐蔭高等学校吹奏楽部の「オペラ座の怪人」が公開されました。早速、全国の吹奏楽ファンからの反響がものすごいことになっています。


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 全日本吹奏楽コンクールライブ配信で衝撃を受けた「オペラ座の怪人」でした。その後、11月1日の関東公演で生演奏を聴くことができたのは私の中でも貴重な経験となりました。権利等の関係で動画の公開が難しそうなところがありましたが、「歌なし」でも十分にその世界観は堪能できます。やっぱり総合芸術であるミュージカルは素晴らしい。

 

 昨日から1、2年生はテスト休みなので1週間部活動がありません。でも、一足先にテストを終えた3年生と定期演奏会に向けた練習を再開しました。テスト休みということで校外で大会がある部活動を除いては活動がありません。校舎内の活動は吹奏楽部だけでした。これも何だか特別感があります。土曜日にしては学校が静かでした。

 3年生はブランクがあって調子が戻っていない様子でしたが、3年生だけで練習することそのものが思い出になればと思います。さすが3年生と思わせる対応力も随所で発揮しています。早く全学年で合奏がしたいところです。

良い先生を失わない世の中になってほしい

 少し毒を吐くような内容になってしまうことを先に詫びておきます。

 3年生の期末テストが今日までということでした。4時間、給食、HR下校という流れなので3年生は13:30過ぎに帰るので本来だったらガッツリ成績処理などの事務仕事に取り掛かれるはずなのですが、そうはいかないのが現実なのです。結局、定時を過ぎてから腰を据えて事務仕事にとりかかります。ほとんどの3学年の先生は22:00頃まで残っていました。私もそれくらいの時間で退勤しましたが、まだまだ残っている先生もいるのが今日の中学校の現場です。きっと土日返上で働く先生方もいらっしゃることと思います。

 世間、地域、保護者も学校に求めることが多すぎているように思います。もし、学校の先生が授業をすることがメインの仕事だと思っている方がいたらそれは大きな誤解です。本来は子どもと直接かかわる教科指導が1番のメインであってほしいのですが、令和の現在は、そうではないのが状況です。能力があって、真面目で、子ども想いな熱心な先生が疲弊してしまう世の中はやっぱりおかしいと言わざるを得ません。

 

 とある教育界のニュースで違和感を覚えたものがあります。

 

①親が先に仕事に出てしまうから早い時間に学校を開ける

 俗に言う小1ギャップです。共働き世帯、片親家庭が増えたことは百も承知ですが、これはおかしな話です。こんなときこそ企業を含めた地域の力が必要ではないのでしょうか。朝ごはんを一緒に食べられない状況、行ってらっしゃいと声をかけらてもらえない状況が毎日続いたら愛に飢えてしまわないでしょうか。これでは親子が接する機会がほとんどありません。もっとゆとりをもって親子が一緒にいられる時間が増えたら健全な成長にもつながります。学力テストの結果を見て「全国平均よりも低いからどうにかしろ」という有識者や地方議員がいたら、まず子どもを取り巻く環境に目を向けてもらいたいです。子どもが保護者、地域、学校の先生から十分な愛を受けることができたら絶対に学力は上がります。そこにテコ入れをしないで通塾の補助金を出すとか、先生への研修を増やすとかそういうことではないのです。学校は教育の場であって託児所ではない!というと炎上してしまう世の中なのかもしれませんが、コロナ禍でもそれを強く感じ、特に最近も強く感じます。朝だけでなく放課後も同様です。夜のスマホ問題もそうです。親とのコミュニケーションの中で使い方とか管理とかネットモラルとか考えていくべきなのです。教育力のある保護者はしっかりをスマホも預かってくれています。

 

②部活動の顧問が頼りないから変えてほしいと乗り込む

 某高校でのお話(当事者ではないので詳細は不明ですが・・・)。顧問に部活動指導の専門性がなくメニューもいい加減である。外部指導者もいるが、練習日程を決める顧問に計画性がない。

 そもそも部活動の顧問はボランティア状態なのをご存知ない方が世の中に多すぎるのです。専門性なんて持っていなくて普通です。一体、何を求めていらっしゃるのでしょうか。大会で良い成績を残したい勝利至上主義だったらぜひともプロの傘下にあるクラブチームの入団試験を受けてください。コンクールで入賞したければ足繁くプロレッスンを受けてご自身でコンクールに挑んでください。不慣れな環境でも顧問を引き受けてくださっている先生もたくさんいますが、専門性がないという批判で良い先生を追い詰めてしまっているとしたらこれは大変なことです。

 平日は残業覚悟で、土日も返上して、それでいて給料が増えるわけではありません。(むしろ一生懸命やればやるほどに持ち出しが増えます。私は独身貴族だからできていますが、家庭を持っていたら怒られると思います)昨年度、全国大会に出場した顧問同士で話す機会がありましたが、遠征費の立て替えもお互いに〇十万円単位でした。そういう善意の塊みたいな顧問の先生に対して世間がかける言葉は酷すぎて心が痛みます。不適切な声かけや業務上のミス、うまくいかないことに対して保護者や部員に不安を抱かせてしまうことは全国どこの現場でも起こりうることです。そこは教職員側の努力や配慮が必要なのは分かっています。でも、そういう場面のときこそ「ごめんなさい」をして「先生、いつも色々やってくれているからいいですよ」と応援してくれる関係性が理想だと私は思っています。これ見よがしに批判をして本当に子どものためになっているのか疑問に思うことがあります。

 私も上手く立ち回れないことが多数あります。特に今年度の大会ではいい結果は残せていません。もちろん、音楽の専門家もありません。国語科の先生で吹奏楽部の顧問して指揮をしています。私の場合、それでも子どもたちと一緒に幸せな時間を過ごせているのは応援してくれている保護者がいるからです。色々と思うところがあっても大人として「応援」という形でサポートしてくださるのです。最高の部員の後ろには最高の保護者(サポーター)の存在があります。だからこそ演奏でお返しをしたいと思っています。定期演奏会1か月前です。仕事は大変ですが、しっかりと音楽にも向き合うようにしていきたいと思います。

夜から朝のルーティン!?


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「One Day More」を夜に聴く・・・。

 日本語訳の歌詞でいうところの「今日も1日を生き延びた 終わることなき罪よ」が自分の心にずっしりと響きます。ジャンバルジャンの視点で聴くも良し、エポニーヌの視点で切なく聴くのも良し・・・夜に聴くことで曲の素晴らしさが引き立つようにも感じます。1日の終わりにこれを聴いてから翌朝は自分自身を奮い立たせます。マリウスたちののように戦場に行くわけではありませんが、鼓舞するのにぴったりなのが「民衆の歌」です。

「Do you hear the people sing」を朝に聴く・・・。

 

日本語訳の歌詞でいうところの

「列に入れよ われらの味方に 砦の向うに憧れの世界」には勇気づけられます。なんとなく自分は一人ではないと力が湧いてくるような・・・。ちなみにこのシーンの少し後に「French revolution」というセリフがあったような気がしています。フランスが舞台なのに思いっきり英語なのが面白いところです(笑)

 

 レミゼは日本語訳も大変素晴らしいのですが、個人的には英語のまま聴く方が好きです。実はこの曲に限らず、英語を聞き流すように普段から意識をしています。国語の先生をやっていて音楽が好きな人間ではありますが、ここ数年、英語ができるようになりたいと密かに思っています。本格的に勉強しているわけではないけれど、まずは英語を耳に入れてだいたいに意味が分かるようになれたらいいなと・・・。先日の米国大統領選挙期間の演説は少し聞き取れました。今時はAIを使えば翻訳そのものは簡単にできるようになりましたが、言語はニュアンスが難しい。

 自分が作った曲の英題を考えるのも実はひと苦労なのです。前任校のときは同僚の英語の先生や外国人講師の方にアドバイスをもらうこともありました。その英語の先生は昇進されて今は教頭先生をされていますが「英語ができるようになりたいんですよねー」と言ったら「外国人の彼女を作ればできるようになりますよ」と返って来ました。真面目なタイプの先生だったので意外な返答でしたが、非常に的を得た切り替えしだと思います。ちなみに今年作ったアンサンブルの新曲は邦題がなく英題のみでした。ニュアンスの部分でしっくりとくる表現がなかったので、英語が堪能な本校吹奏楽部のコーチに相談して決めていきました。うちも父親は英語ができたはずなのに姉も含めて子どもたちは受け継ぎませんでした。自分のペースでボチボチやっていきます。

 

 明日は英語の期末テストがあります。リスニングテストがあるわけですが、中学生以上に私の集中力が高まっていることが予想されます(笑)

公のイベントの準備

 今日から一足先に3年生は期末テストがスタートしました。家でも学校でも(人によっては塾でも)きっと「勉強しろ」と言われ続けて嫌になる時期かもしれません。でも、伸び盛りでもあるので頑張ってほしいところです。

 

 今日は市役所の方と2月のイベントの打ち合わせをしました。2月、3月とそれぞれ違う課ではありますがオフィシャルなイベントに吹奏楽部が呼ばれています。コロナ禍で色々とリセットされてしまった地域とのつながりが少しずつ戻ってきている証拠なのかもしれません。ありがたいことです。この6年の間に吹奏楽部としては成長できたと思っています。生徒の頑張りのおかげです。

 ただ今の状況というのは続きません。部活動の地域移行、人事異動など取り巻く環境は毎年のように変わっていくことになります。ガイドライン強化の1つをとっても翻弄された1年だったので、これからくるさらに大きな波に適応できるように進化しなければなりません。地域移行は全国どこの自治体も迷走中です・・・。迷走なりにも何かをしないと来るべきときに本当に混乱してしまいます。先駆けとなる試運転が必要と考えます。2025年に試運転を予定中です。

日本のあちこちで吹奏楽が盛んに

 少々、思うところがあり昨晩、某クリニックで検査を受けました。ついでだったので血液検査など各種検査も受けました。検体提出後に医師の診察があったのですが「診た感じ大丈夫そうですが、検査で陽性が出てしまったんですねー」と言われました。「先ほど検体を提出したばかりですよ・・・」と言ったところ完全に人違いだったようです。間違いは誰にでもありますが高いお金を出している以上、医療ミスにつながる間違いは控えていただきたいところです。

 本日、結果の通知が出て全項目で「陰性」でした。そろそろインフルエンザのワクチン接種もしたいところです。受験生を抱える家族同様に受験生の担任というのも色々気を遣うものです。インフルエンザは毎年予防接種を受けています。それから暇がなくて受診できていませんが、ICLの手術も受けたいところです。

 

 さて、この土日は全国の高校吹奏楽部の有名校が「横浜」に集結していました。「第26回全日本高等学校吹奏楽大会 in 横浜」が開催されていました。現地に赴くはできませんでしたが、プロムナードコンサートの様子がYoutubeにアップロードされています。地元、横浜の高校を取り上げます。こう見ていくとやっぱり神奈川の高校吹奏楽も二極化を強く感じてしまいます…。


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 一方、京都では「ガラシャ祭」のパレード。沿道のファンの数がものすごい・・・。


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大阪のホテル探し始めます

 11月が始まって7日なのに「7日間の時間外勤務20時間」の警告が出てしまいました…。このあとの期末テストの成績処理やら面談準備で「繁忙期」に入るというのにその前に超過勤務が増えてしまっています…。何とか早く切り上げていけるよう努力していきたいところです。

 

 今日の部活は60分くらいでしたが、会議やら打ち合わせをやり繰りして何とかそのうちの30分くらいを合奏することができました。合奏といっても今日は1人ずつロングトーンをリレーする基礎合奏です。定演の曲を譜読みしたいところではありますが、やっぱり一人ひとりの音を聴いて、個々の技術を伸ばしていくことが大事だと考えています。ほんのひと言でもアドバイスの声掛けをしておきたいのです。

 

さて、年末のJBA吹奏楽ゼミナールの情報が公開されました。会場も内容も刷新されています。申し込みは来週からです。大阪生まれのくせに土地勘が全くないのでホテルをどこにとろうか見当がつかない今日この頃です。

 

公益社団法人日本吹奏楽指導者協会-吹奏楽ゼミナール

 
公式情報より引用します。
 
【日 時】 令和6年(2024)12月28日(土)12時45分~
                12月30日(月)11時50分
【会 場】 明浄学院高等学校大阪府大阪市阿倍野区文の里3-15-7)
      (*会場への直接のお問合せは、ご遠慮ください。)
【主 催】 公益社団法人日本吹奏楽指導者協会(JBA)
【協 力】 明浄学院高等学校
【コース】 中級コース(定員45名)/初級コース(定員80名)
【内 容】 指揮法、スコアリーディング、管打楽器指導法、楽典、特別講座ほか
【講 師】 秋山紀夫、保科 洋、伊勢敏之、伊藤康英、鈴木英史、八木澤教司、
      竹村憲夫、Mitch飯森、木村寛仁、飯田裕貴、小野川昭博、楊 鴻泰、
      黒尾 実、馬場正英、山田正俊、山本真理子
 
詳細はこちらのリンクから。

実力校ですらコンクールで辛酸をなめることがある・・・

 一昨日のアンコンで演奏した「マーヴェリック・マトリックス」が夢の中で流れていてハッとして目が覚めました。でも、その音は金管5重奏の音ではなくサックス3重奏、または4重奏でした。サックス特有の起動力や音圧からしてサックスアンサンブル版を作ってみても新しい良さが出てくるかもしれません。不思議な天から啓示のような感覚です。そろそろ「ロスト・シャングリラ」のシリーズも終わりかもしれません。

 

 アンコン会場でも「また先生、新しい曲かいたんですね」「さすが自作曲で臨む学校!」「バルトークのアレンジも奏者の個性が反映されている」「メンバーに合わせて書くっていう裏ワザの団体」「そういえば、国語の先生でしたね」と色々な吹奏楽関係者から声をかけられました。ただ、最近は本当に忙しさを理由に作編曲作業が進んでおりません…。一時的に新規の依頼も断っています。年明けから依頼受け付けます。頭の中に構想があるのですが、単純に作業する時間が取れていません。そういえば国語の先生だったので、ひとまず国語の期末テストを仕上げます・・・。

 

まだ、S部門が残っていますが日本管楽合奏コンテスト全国大会も進んでいます。

高A

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中A

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高B

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中B

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小学生

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 個人的に推している「聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校」が高Aで「最優秀賞」だったことが嬉しいです。東関東吹奏楽コンクールでは、いわゆる「ダメ金」で上位大会に進むことができなかったわけですが、日本管楽合奏コンテストではしっかりと評価されたわけです。

 高Bに出ている「神奈川県立厚木高等学校」もそうです(この学校もめちゃくちゃ大好きなサウンドです)。吹奏楽コンクールでは、県央大会で終わってしまっているバンドですが、日本管楽合奏コンテスト、日本学校合奏コンクール、SJ&Pコンテストなどは「全国大会常連校」と言っても過言ではありません。音楽の審査という世界では残念ながらこういうことが起きてしまうのが現実です。評価の基準、審査員、会場が違えば「結果」はコロリと変わってしまいます。そういう厳しさは百も承知ですが、それで子どもを始めるとする部活動関係者が必要以上に落ち込んでしまうのは何だかつらいものがあります・・・。だからこそ、この2校には心からの祝福を伝えたいです。

 

 この連休中には、最も推している「京都橘高等学校吹奏楽部」の素晴らしいパフォーマンスもお披露目されています。場所や明るさの関係でしょうか。オレンジがよく映える。どれだけ練習したらこのような素晴らしいステージが作れるのでしょうか。

 

2024年11月2日 出雲ドームかみあり吹奏楽フェスタ2024


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悔しさをバネに

先ほど、アンサンブルコンテストの結果が発表されました。

2024年度県央アンサンブルコンテスト

 

 本校吹奏楽部の金管5重奏は銅賞、木管6重奏は銀賞を受賞しました。応援ありがとうございます。他団体の演奏もステージ袖から少しだけ聴くことができました。私自身としては今回の結果は、冷静に受け止めることができています。

 

今年の反省は・・・

やはりガイドライン強化による練習不足をカバーする計画性がなかったことです。

 昨年度までと違って大会当日も含めて私が指導ができたの3回でした。夏のコンクールは長い時間をかけて何度も合奏指導をしてきたのにもかかわらず、アンサンブルコンテストではたったの3回・・・。たくさん練習をしたうえで自信をつけてステージにあげてあげたかったのですが、不十分な状態となってしまいました。生徒はよく頑張りました。アンサンブルがつらい思い出にならずに音を自分たちだけで合わせる喜びを少しでも感じてもらいたいです。

・チーム編成

・選曲

・練習開始時期

 年間を通しての運営を見直さないといけないのかもしれません。これらの点については本部で他市の先生方から色々とアドバイスをもらいました。うちの市ならではの事情もありますが、再考して今後の吹奏楽指導に生かしていきたいと思います。

 

反省ばかり羅列していますが、嬉しかったこともありました。

・教え子が補助役員で大会運営に携わっていました。

・ある役員の先生が昨日の本校吹奏楽部の演奏について褒めてくださいました。

・高校の先生と少し会話ができ、本校の卒業生についてもお話ができました。

・自校だけでなく市全体の吹奏楽部に関われました。

 (合同バンドが楽しみになりました。)