kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

指揮者の失敗談

 先日、公開された「GOGO吹奏楽 先生は黙ってて!Vol.1」の「番外編」が登場しました。指揮者の失敗談を語り合っています。10分弱の動画ですが、井上先生のいつもの軽快なトークが炸裂(まさに大阪のノリ?)しているので、あっという間に時間が過ぎていきました(笑)

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 指揮棒が吹っ飛ぶとか、衣装忘れ、かっこ悪いタイミングで写真など「吹奏楽指導者(指揮者)あるある」が続いていきます。私は、吹奏楽指導者(指揮者)になってから12年くらいですかね・・・(大学4年間+前任校6年+今の学校3年目)。その中で、もちろん失敗談もあります。

 衣装は特にトラブルが起きやすい。1番大きなトラブルでいうと燕尾服を無くしたことです。2014年の管楽合奏コンテスト全国大会のことでした。夢だった全国大会に出場です。本番も無事に終えて更衣室だかトイレだかで着替えていました。そのあと客席で他の団体のレベルの高い演奏を聴いていたのですが、気づくと衣装がないのです。その後、会場にも問い合わせましたが2度とその燕尾服が出てくることがありせんでした。本番後だったからよかったけど不思議です。だから今の燕尾服は2つ目なのです。

 燕尾服って高価なものですが、私の場合は貸衣装店(結婚式場など)で使われていたレンタル落ちなのでちょっと良い服を買うくらいの価格で購入しています。レンタル落ちというとクタクタなイメージがありますが、きちんとクリーニングされてしかるべき保管により管理されているので状態はかなりキレイなのです。あと私の場合は、身長のわりに細身なのでそのサイズの衣装が貸し出されるケースそのものがあまりないということもお店の人から聞きました。燕尾服に関しては良い買い物をしています。

 あとは大学生で外部講師として指揮をしていたときに茶色のジャケットを着て演奏に臨みました。指揮を振る関係で肩幅や胸囲に余裕のあるジャケットをあえて買ったのですが、あとで見返してみると単にダボダボなだけなのです…。生徒からも「ワンサイズ違くね?」と思われていたという失敗。

 顧問をしていると本番の日というものは、たんに自分が出演すればいいだけではなく引率や対外的な手続き、タイムキープもしなければなりません。顧問と指揮者としての両方を同時にこなすため何かが抜けてしまうということは起こりがちなのです。ある大会で有名な吹奏楽指導者(指揮者)にお弟子さんなのか付き人が数名いる光景を目にしました。あの光景をみて「あ、これだ!」と思いました。

 卒業生で気の利く子にそばにいてもらおう  という作戦です。

 都合の関係で毎回というわけではないですが、協力を要請してそばにいてもらうようにしています。やっぱり、そばに人がいてくれると安心感があります。どうぞ、卒業生の方々…今後ともよろしくお願いいたします。