kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

コロナ禍での部活動制限

 たくさんのアクセスありがとうございます。新学期がスタートして日ごとに変わる情勢に対応しなければならない3日間でした。計画の変更が相次いでいるので、帰宅後にブログの更新する元気がなくなってしまうわけですが、わざわざ読みに来てくださる人がいるので9月も頑張って更新したいと思います。更新する時間帯が安定しないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

 

 このニュースを読みました・・・

合唱・吹奏楽部、東北大会出られず 青森県、コロナ対策で部活禁止に 突然の引退余儀なく(Web東奥) - Yahoo!ニュース

 突然、3年生が引退宣告されたと思うと、切なくなります。大会そのものが存在しているのに県ごとに違う対応となっているのが、どこかやるせない感じがします(地域差があるのはわかっていますが・・・)。辞退にともなう急な引退を伝えなければならない顧問の先生も大変つらい想いをされていると思います。こういう上位大会に出ている団体の先生の多くは、感染対策や対外的な配慮など人一倍にいろいろされているわけです。

 先生は子どもたちと日々、接しているので「残念ながら出場辞退しました」と事務連絡的に伝えて終わりというわけにはいきません。3年生へのフォローはもちろんのこと、1、2年生の部活動再開時のモチベーション向上のためにはどうしたらいいのか頭を悩ませることになります。

「どうせ、一生懸命やっても報われないんでしょ」

 という投げやりな感情が子どもたちの中で産まれてしまったら、それは未来を担う子どもたちにとってマイナスでしかありません。何事においてもどこか無気力になってしまったり、面倒で辛いことから逃げてしまったり、くじけたときのレジリエンスの低下だったりと負の連鎖が子どもたちの中で出来上がってしまうことが心配でなりません。

 去年から今年にかけて「部活やっていてよかった」と子どもたちが味わうことができているのか私自身の部活動運営においても力不足を感じることがあります。ステージがないことによる自己肯定感や自己有用感の喪失をどう補うか・・・。これが本当に難しいです。本市も緊急事態宣言中の部活動が中止となりました。公式大会が控えている部活動のみ、週3の90分を上限に練習することが特例として認められています。子どもたちのためにできることを吹奏楽指導者として探るしかありません。

 

 今日のタウンニュースに憧れている先生の学校が載っていました。先生と一緒に指導者研修会を企画できたこと本当に嬉しく思います。

吹奏楽部 海老名中が東関東へ 50人で力合わせ全国目指す | 海老名・座間・綾瀬 | タウンニュース (townnews.co.jp)

 この週末に中Aの東関東大会吹奏楽コンクールが開催されます。頑張れ、海老名中学校吹奏楽部!!