昨日と今日の２日間で本市中学校吹奏楽部のホール練習が行われました。午前、午後１校ずつ割り振りでうちは１番最初のブロック（２２日の午前）で練習を行いました。楽器を搬入してセッティングをして音を出す・・・。当たり前のことでしたが、コロナ禍で発表機会を奪われた子どもたちには貴重な経験となりました。場慣れするということは表現者として大切です。
ホール練習前半は管楽合奏コンテストに向けて「古事記」の練習をしました。打楽器を大胆に使用した小編成楽曲なのでバランスをとるのに苦戦しました。思った以上に時間を割いてしまいましたが、１年生を含めて全部員で取り組めることに意義があります。録音状態は最高とは言えませんが、この音源を予選審査に送りたいと思います。
その後は間近に控えたコンクールに向けて「ロシアの皇太子」をやりました。自分の曲をやってからこの曲をやると響きの違いに愕然とします。やっぱりプロのアレンジ力はすごい。フレーズ感、広さゆえのアインザッツの甘さ、体力消耗に伴うピッチやリリースの乱れが課題です。とはいえ、広さをとらえて演奏する感覚の部分が少しでも捉えられたなら収穫は大きいのです。卒業生や先生方、保護者にも多く見ていただきました。ありがとうございました。
もうそろそろ東京オリンピックの開会式ですね。珍しくテレビを見ようと思います(笑)
