kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

幻のコーラスの指揮

 学校行事の中でも文化的な側面を担うのが合唱祭です。もともと歌うことは好きなので楽しみな行事の1つです。クラス合唱の曲決めを行うために授業内で10曲近く聴きました。前の学校の時は、私が「これはいいんじゃない?」って発言すると多数決をとるときにクラス全員がその曲に手を挙げるという奇妙な光景が繰り広げられていました(笑)。

 決めるのには楽ですが、生徒の自主性を重んじるためにもそういったコントロールはせずに単純に好みの曲に手を挙げてもらいました。去年はコロナの影響で中止となってしまった行事なので何とか今年はできるといいなと思っています。

 歌うことは好きですが、合唱に関しては全くの素人です・・・。音楽の先生が選んでくれたリストには知らない曲ばかり・・・。昔ながらの定番曲や以前取り上げた曲が何曲か分かるくらいです。当然、流行りもあると思います。どんな曲でも、みんなで歌う日が待ち遠しいです。

 合唱と言えばコロナ騒ぎで流れてしまった話ですが、実は2年前にある一般の合唱団から指揮者のオファーがきていました。高校のコーラス部の卒業生で組織された合唱団でした。私の6つ上に姉がいるのですが、かつてコーラス部で部長をしており今でもその合唱団でイベントに参加しています。学年が被ることはありませんが、姉と私は同じ高校の出身です。トレーナーや全体指導ができる先生はいるけれど常任指揮者のようなポストに人ががいないという状態だったそうです。そこで団員の弟で「吹奏楽」の指揮をしている人がいる・・・なおかつ同じ高校の卒業生だし・・・ということで私の名前があがったらしいのです。(吹奏楽部とコーラス部は完全に対立関係にあったのに!?)

 コーラスは楽器演奏以上にコロナ禍では神経を使うことになります。基本的に音楽の仕事は断らないようにしています。機会があれば、コーラスの世界にも飛び込んでみようと思います。