kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

プロの卵

 新学期の幕開けです。学級担任9年目、3年生の担任3回目となります。3年間持ち上がりで担当できることはありがたいことです。前任校が小規模校だったので今の学校の入れ替わる人数規模は、まだ慣れていません。生徒も保護者の数も職員の数も単純に倍ですからね。

 3年生の担任となるとやはり進路指導が大きな仕事の1つになります。進路の話題になるときに、たまに「音楽の道に進もうとは思わなかったのですか?」と生徒や保護者、さらには同僚から聞かれることがあります。

 ほんの一瞬だけ考えたこともありましたが、音楽で飯を食べていけるほど甘い世界じゃないことも察していたし、本業にしてしまうと挫折したときに立ち直れないと思ったので音楽の道には進みませんでした。「逃げ」と言われればそれまでですが、本業と趣味は分ける派です。本業でうまく行かないとき、趣味である音楽が自分を助けてくれると考えています。だからこそ、プロやセミプロに必死になって食らいついていくアマチュアになろうと必死に勉強しています。

 アマチュアだからこそプロの音楽家に対してはものすごく憧れるし、尊敬の念を抱きます。ひと昔前までは音大と吹奏楽というものの結びつきが弱かったのですが、今では吹奏楽の専門家を目指す道まで登場しています。いずれ、そういうところで学んだ吹奏楽指導者とも対面するのだと思います。

 

 普段このサイトで話題にあげる高校生と違う高校生を紹介したいと思います。

吹奏楽部ではなく音高の吹奏楽です。しかも芸大付属高。作曲者とコンタクトをとって特殊な編成にしたというところもいいですね。まさにプロの卵です。

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