kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

JBA 第22回中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト(とうきょう&かながわ)本選

 今日は、JBAのソロコンテスト本選(とうきょう&かながわ)でした。

 12月の予選審査を通過した30名が上野学園大学オーケストラスタジオで開かれる本選に出場しました。棄権者も若干名いたようですが、予選を抜けた中学生・高校生の上級者がエントリーして個性あふれる演奏を披露したそうです。

 

http://jba-tokyokanagawa.com/solo-contest/index.htm

 

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JBAソロコンテスト

 本校の吹奏楽部から1名エントリーし、練習の成果を発揮しました。本校からソロコンテストに出場は初のことです。本選に出られるだけでも快挙なので素晴らしいことです。反省もありますが、吹奏楽部として活動の幅が広がったこと、良い意味での前例ができたことは良かったです。予選、本選ともにJBA会員の推薦があると少しだけ参加費が安くなります。私もJBAの会員なので来年度以降、直接かかわりのある団体でしたら推薦も検討いたします。ご相談ください。

 普段とは異なった高いレベルの演奏に触れられたこと、ソロコンテストならではの緊張感を味わえたことを日ごろの吹奏楽部の活動に還元できたらさらに素晴らしいことです。特に東京の強豪校、小平第3中学校のレベルは別格だったそうです。別次元の世界・・・。私も高校生の時に別のソロコンテストに出場しました。普段とは違うあの空間を中学生にして味わったかと思うと・・・。大きな経験になったと思います。

 

 今日は同時進行で「綾瀬市中学校吹奏楽団」の合同練習を本校で開催していたので私はソロコンテストには足を運ばずに会場校としての受け入れや合奏指導にあたっていました。各パートに先生もついてこちらも内容の濃い練習ができました。まだまだ基礎的な課題が山積していますが、今日学んだことを各校が持ち帰って磨き上げてきてくれるだろうという感触があります。次は3月に入ってからになり、いよいよ仕上げにかかります。拙作、「テトリズムⅢ」は顧問の中でも評判は上々です。私としてはオリジナルの要素が少ない分、いろんな曲の力を借りているわけですからもどかしい部分もありますが、オーケストレーションでいえば思ったよりごちゃごちゃせずによく鳴ります。

 「曲を書いて音にしてみる」という作業を繰り返すことで私自身のスキルも少しずつ伸びてきているのかもしれませんね。ソロコンテストにしても合同練習にしても生徒たちが大変よく取り組んでいます。「吹奏楽指導者のレベル以上に生徒は育たない」と言われます。生徒が伸びてきている分、こちらもさらに吹奏楽に打ち込まなくてはならないと感じた1日でした。