kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

第2回青空コンサート

 天気に恵まれすぎて暑いくらいの青空コンサートが開催されました。本校吹奏楽部の独自企画です。昨年からスタートしたこの企画ですが、今年度はスケールアップして「綾瀬ウィンドシンフォニー」の皆さまをゲストにお迎えしてのコンサートとなりました。私は2つのバンドの指揮者として参加しました。

 

第1部 綾瀬中学校吹奏楽

線路は続くよどこまでも

学園天国

Power of Smile

ハイホー

ルパン3世のテーマ

 

第2部 綾瀬ウィンドシンフォニー

世界に一つだけの花

吹奏楽のための民話

日本を勇気づける名曲メドレー

ユーロビートディズニーメドレー

 

合同ステージ

宝島

 

 綾瀬市に新しい吹奏楽の輪が広がりました。楽器をやりたい人ってたくさんいるものなのですね。高校生からその親世代まで幅広い市民の憩いの場になれたら嬉しく思います。5年くらい前から「綾瀬市中学校吹奏楽団」の運営と指揮を担当してきて、その裏の狙いが、この「綾瀬ウィンドシンフォニー」の設立でした。

 今日のコンサートが旗揚げ公演ですが、コンサートごとのリセット方式なので今日のメンバーはこれにて解散・・・。でも、新規でメンバーに入りたいといういう人や今回は日程調整がつかなかったけれどタイミングが合えば入りたいという人もいます。新しいAWSがいずれ始動するかもしれません。

 私としては「高校の吹奏楽の現状」も危惧しています。ある一部の学校はたくさん吹奏楽部員がいるけれど、ほとんどの学校の吹奏楽部がジリ貧状態であるのです。スクールバンドの在り方も問われている時代なので、高校生で吹奏楽をやりたい人の受け皿になると良いなとも思っています。

 スマホには、皆さんが撮った写真が共有されてきています。パートで撮ったり、懐かしいメンバーで撮ったりしています。こういうとき、指揮者って意外と孤独なものですね(笑)

佼成ウィンドの特別企画は必見

 今日も元3-1の生徒が中学校まで来てくれました。高校生活のことを色々と話してくれます。受験が大変だったぶん、高校生活を謳歌してほしいものです。吹奏楽部の方は、出張の関係で今日もオフ。でも、市内の顧問の先生たちと会う部活関係の出張だったので色々と決めてきました。明日で仮入部最終日。一応、入部届の締め切りという一つの区切りになります。

これはよく言うのですが「仲間は一人でも多いほうがいい」

青空コンサートを前にして入部届にドキドキする1日になりそうです。

 

佼成ウィンドの宣伝動画…

正指揮者 大井剛史より皆様へ ~この演奏会「マジやばい」編~

youtu.be

 

宣伝のトークはさておき

 

エストロがレッスンに来るという企画は

ものすごい魅力であると思います。

 

一般社団法人化されて最初の定期演奏会ということで今までとは手法が少し異なってきている佼成ウィンドにも大注目ですね。

部活オフでも色々あるものです。

 授業参観と学級懇談会がありました。学級担任としては保護者との関係を築いていく大事なイベントです。以前受け持っていた学年と兄弟姉妹関係が多い学年です。良い前評判を保護者の方が流してくれており大変助かっております。「良い先生」だとか「人気のある先生」だとか、かつての教え子が家できっと色々話してくれたおかげです。

 部活のほうは懇談会で練習場所がないのでオフ。明日も出張のため練習らしい練習はできません…。本番も近いのに、そして仮入部もできないのは寂しい・・・。でも高1の卒業生が部活がなかったからといって練習しにきてくれたのは、やはり顧問としては嬉しいものです。いつでも卒業生が戻ってこられる吹奏楽部でありたいと思います。

 帰宅後には、ある中学校(いわゆる全国バンド・・・)の顧問の先生から電話がありました。その中で合同練習の企画も話題にあがりました。畏れ多いことですが、レベルの高い学校からのお誘いはありがたいことです。うちのバンドも頑張らないと。

熱量のある名演のCD

 今年度は「中堅研」が私に課せられています。久々の年次研修です…。法定研修ですからしっかりとレベルアップしなければなりません。コロナの影響を受けていくつかの研修は「机上研修」ということで動画を視聴したり、手元の資料で勉強したりする内容に置き換わっています。通常業務と並行して行うのは、なかなか大変です…。せっかく研修をするのならば、日々の業務に生きる勉強をしたいですね。

 帰宅すると、佼成ウィンドの「2022年度全日本吹奏楽コンクール課題曲」のCDが届いていました。これは全日本吹奏楽連盟から出されている参考音源とは異なり、2月17日の「課題曲コンサート」のライブ音源となっています。特に課題曲Ⅲの「ジェネシス」の熱量はCDでも十分に感じることができます。指揮者もオケも曲も同じなのに演奏内容が異なります。個人的にはこちらの演奏のほうが好きですね。

 ぜひ皆さんもお求めください。

 

kmd-windorchestra.hatenablog.com

 

問題山積・・・時間だけ過ぎていく

 謎が多すぎる部活動の地域移行問題・・・。まだ現場には何にも情報が流れていませんが、令和4年度はスタートしています。本当に令和5年度から地域移行がスタートするのだろうか。したとしても1年前に何の準備もできない状況は、すでに「異常」であるとしか言えません。

 市の中でも「モデル校」という位置づけの本校ですらまだ動きはなし。中文連の総会を経て決まる内容ですが、今年度の市中文連において私は「あるお役」をいただくことになっています。ざっくり言えば管理職を除く全ての文化部の「取りまとめ役」を担当します。市内の事業を成功させることが目的の1つですが、このタイミングで担当するからには来るべき「地域移行問題」にも切り込む覚悟です。

 本件は、バンドジャーナル4月号の特集にもなっていました。JBA副会長である井上先生の「すべては子どもたちのために!!いまこそ、大人たちが知恵をだしあって」という見出しが心に刺さります。

休息 でも勉強しなきゃな・・・

 何日ぶりの休みでしょうか。30連勤以上はしていました。具合が悪いわけでも何でもありませんが、体力が落ちていたので今日はほとんど寝ていました。体が痛くなるくらい眠れるということは疲れが溜まっていたのでしょう。

 午後には緊急生放送されていたロッテと日ハムの野球を少し観戦。「佐々木投手 VS BIGBOSS」というテロップは一体…。ここまで注目されるプロ野球も久々なのではないでしょうか。その間に皐月賞。競馬予想も久々です。久々にやると3連複が当たるんですよね。

 

 さて、「ジェネシス」の勉強をしなければならないなぁと思っているところではあります。すでに全国各地で課題曲クリニックが開催されていますが、いずれにも伺うことができていません…。自力でも勉強はできますが、有識者の見解はやはり重要です。5月8日の洗足学園音楽大学での課題曲クリニックには行こうと思っています。

2022年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲クリニック&課題曲全曲コンサート

■公演日 2022年5月8日(日)

■会場 洗足学園前田ホール

■主催 洗足学園音楽大学・大学院

■スケジュール <課題曲クリニック>

9:30-10:30

課題曲Ⅰ『杉浦邦弘/やまがたふぁんたじぃ ~吹奏楽のための~』

演奏:洗足ウインド・シンフォニー 解説:伊藤康英 指揮:滝澤尚哉 1

0:45-11:45 課題曲Ⅱ『鈴木雅史/マーチ「ブルー・スプリング」』

演奏:ブルー・タイ ウインド・アンサンブル 解説:松下倫士 指揮:中村睦郎

12:00-13:00 課題曲Ⅴ『前川保/憂いの記憶 - 吹奏楽のための』

演奏:洗足ウインド・シンフォニー 解説:鹿野草平 指揮:瀬尾宗利

13:15-14:15 課題曲Ⅲ『鈴木英史/ジェネシス

演奏:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル

解説:伊藤康英 指揮:中村睦郎

14:30-15:30 課題曲Ⅳ『奥本伴在/サーカスハットマーチ』

演奏:洗足ウインド・シンフォニー 解説:松下倫士 指揮:滝澤尚哉

<課題曲全曲コンサート>

16:10-16:30 プレトーク

16:30-18:00 洗足スペシャル・ウィンド・ワールドによるコンサート

指揮:秋山和慶(本学芸術監督) 演奏:洗足スペシャル・ウィンド・ワールド

※出演・Program等は映像と異なる場合があります

 

全国各地の高校生もすでにジェネシスに取り組んでいます。

さすがに、まだ中学生の演奏はYoutube上にはありませんね・・・。

youtu.be

youtu.be

 

youtu.be

青空コンサート1週間前

 今日は、3回目となるAWSと本校吹奏楽部の合同練習。やっぱり「宝島」は大編成で演奏すると合奏をする喜びに溢れます。原曲の持つ力とアレンジ力が相まっていく瞬間でもあります。週間天気予報を見ると23日(土)は晴れそうでひと安心。雨が降らないことを願います。アンサンブルを除いて青空コンサートが今年度初の本番となります。そして、AWSのデビューでもあります。最後の合同演奏の架け橋役となれれば幸いです。

 さて、本校吹奏楽部にとって今日は大きな決断をする日でした。この決断は、今年度の吹奏楽部の方向性を決める大きな判断でした。新3年生の決めた道を顧問として音楽監督として全力で指導・支援していくことは例年と何ら変わりはないのですが、私自身にとっても経験のない大変な道のりになると思われます。今まで以上に本気で吹奏楽に向き合っていくことが必要になります。この決断については然るべきときが来たら告知したいと思います。

 

今日、最後の話題は課題曲。

行進曲「K点を越えて」/髙橋伸哉 吹奏楽楽譜ならブレーン・オンライン・ショップ (brain-shop.net)

過去の課題曲がブレーンから発売されるのですね。K点は課題曲マーチの中でも名曲中の名曲です。いつかやりたいな。

4月のアレンジ

 少しずつ新しい仕事のほうも軌道に乗ってきたように感じます。とはいえ、25日に校外活動があるので、それまでは大変な日々も続くように思いますが、新しい1組との最初の1ページは楽しみでもあります。

 部活動も今日から仮入部開始。初日の手ごたえとしては多く人が集まっていたように感じました。楽器ごとの部屋表示なども部員たちが自主的に作っていて素晴らしいことだと思いました。1年生の先生という立場で仮入部は見守っていきたいと思います。そんな放課後にある1年生の生徒から「吹奏楽部って全国大会で準優勝したんですよね?」と聞かれました。嘘ではないけれど、この言葉の独り歩きは大変危険です…。特に吹奏楽界のことに詳しくない人にとっては、とんでもない誤解を生むことになるかもしれません。「いくつかある大会の中の1つだよ」と答えておきましたが、どのように受け止められたのかは分かりません。職員室でこの話をしたら「今月も全国大会に行ってるじゃないですかー」と笑われてしまいましたが・・・(笑)。

 あぁ、うちは強豪校でも何でもないのに・・・。

周囲からの期待値が上がりそうなので練習を頑張らないといけないですね。

 

 1ヶ月以上、休みなしで働いてるわけですが、編曲活動をほんの少しだけ進めています。23日の青空コンサートで演奏する「ハイホー」が昨晩ようやく完成。2分弱の短いナンバーですが、3年生からのリクエストです。本番の約1週間前に楽譜があがってくる生活もスリリングではあります。土曜日の練習で音を出してみたいと思っています。

 また、この曲とは別に「流行りの曲を吹奏楽でやってみたい」という声もありました。SNSで話題になっている曲の中で、大手出版社等で吹奏楽アレンジされていないであろう作品をリサーチしてみました。

 

そこでこの曲!

 

切れてるバターにキレてる人。

1ヶ月でTIkTok累計再生5000万回超。

シンガーソングライター/作詞家・作曲家の遠坂めぐ(えんさかめぐ)さん

youtu.be

 「キレてます!シリーズ」は、Tiktok1ヶ月で5000万回を超えてバズっています。これを吹奏楽にしたらネタの1つとして中高生に喜んでもらえるのではないかと考えました。作曲者ご本人と連絡をとらせていただき、特別に編曲許諾をいただきましたので本校吹奏楽部用にアレンジを始めたいと思います。

国語の授業もスタート

 地上波で吹奏楽ドキュメンタリーの放映があるのは良いことです。さらに今後も高校の密着取材の様子が始まるそうで吹奏楽界にとっては楽しみなニュースでした。4月の激務は相変わらずですが、今週からは国語の授業がスタートしました。かれこれ1カ月以上、国語の授業をしていなかったので久々でした。昨年度、最後のほうの授業は入試対策で味気ない授業ばかりでしたので、ゆっくりと言葉の奥深さを語れるのは良いことです。